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2024.05.31

1年間でかかる待機電力の電気代はどのくらい?節電方法もご紹介します

テレワークやオンライン授業など家で過ごすことが増えた方にとって、電気代の節約は大きなテーマです。特に「待機電力」は見逃しがちですが、実は年間の電気代にすると積み重なり、気付かないうちに電気代が増えている場合があります。この記事では、待機電力について詳しく解説し、節約方法や待機電力が高い家電製品のランキングを紹介します。

待機電力とは

「待機電力」とは、家電製品が使用されていなくても、わずかに電力を消費している状態のことです。例えば、テレビや電子レンジ、エアコンなどは、電源をオフにしていても、コンセントにつながっていて、いつでも電源を押せば操作できたり、モニターに数字が表示されていたりする状態のことです。そのため、リモコン操作やタイマー機能など、家電製品がすぐに使えるような待機状態やメモリやモニター表示など機能維持している状態では、待機電力は発生しています。

また、リモコンの受信がない携帯電話の充電器や扇風機なども、コンセントに接続しているだけで待機電力が発生するので注意が必要です。

待機電力の1年間の電気代

待機電力は、一見すると微量な電力消費ですが、年間を通して積み重なると無視できない額の電気代になります。

資源エネルギー庁の報告によると、ひと世帯あたりの家庭の消費電力量は年間で4,432kWh、そのうちの約5.1%を占める年間228kWhが待機電力と推計されています。

待機電力が年間228kWh消費されると、1kWhあたりの電気代を31円とした場合、1年間の電気代は、なんと年間で7,068円にも上ります。
思いのほか待機電力だけでも多くの電気代がかかっていることが分かります。この待機電力を削減することで、節約が期待できます。

出典:資源エネルギー庁の省エネ性能カタログ2019年版
https://seihinjyoho.go.jp/frontguide/pdf/catalog/2019/catalog2019.pdf

出典:公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会 
https://www.eftc.or.jp/qa/?topics=1#qa3

待機電力が多い家電製品

待機電力が多い家電製品を知ることで、節約対策が立てやすくなります。家電製品の中で特に、ガス温水器(ガス給湯器・ガス給湯付き風呂釜を含む)やテレビ、エアコンが待機電力が多いとされています。ガス温水器の燃料はガスですが、湯量を測定するためのセンサーや設定温度を表示するパネルなどで多くの電気を必要としていることから待機電力が多くなっています。

待機電力を削減する方法

待機電力を削減するためには、いくつかの方法があります。以下の対策を試して、電気代の節約につなげましょう。

1. 使用していない家電のコンセントを抜く

最も簡単な方法は、使用していない家電のコンセントを抜くことです。特に長期間使用しない家電は、完全に電源を切ることで待機電力をゼロにできます。エアコンなどの季節家電や電気ケトルのような一時的に利用するだけのものにおすすめです。

2. 電源タップの活用

電源スイッチ付きの電源タップを使用することで、コンセントからプラグを抜く手間がなくなり、複数の家電を簡単にオフにすることもできます。

3. 待機電力カット機能を活用

最近の家電製品には、待機電力をカットする機能が搭載されているものがあります。購入時に、待機電力が少ない製品やエコモードを持つ製品を選んでみてください。待機時の消費電力については、取扱説明書に記載されていることが多いので、注意してみてみましょう。

4. 定期的なメンテナンス

家電製品は定期的にメンテナンスすることで、無駄な電力消費を防ぐことができます。フィルターの掃除やソフトウェアのアップデートなど、家電の健康を保てるよう定期的にお手入れを見直しが必要です。

まとめ

待機電力は、日常生活の中で見逃しがちな電力消費ですが、年間を通じて大きな電気代の負担となることがあります。この記事では、待機電力の基本からその年間電気代、待機電力が多い家電製品、そして待機電力の削減方法について紹介しました。日々の生活で少しずつ意識して取り組むことが、電気代の節約につながります。ぜひ、すぐ試せる対策から始めてみてください。

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