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2024.05.27

IHクッキングヒーターを選ぶべき?メリット・デメリットを比較してみた


新生活を始める際、キッチンの設備選びは重要なポイントの1つですよね。特に、IHクッキングヒーターの導入は、火力の問題やコスト面で多くの方が悩む問題となっています。ここでは、IHクッキングヒーターのメリットとデメリットについて詳しく紹介していきます。IHクッキングヒーターとガスコンロで迷っているという方は、ぜひ参考にしてみてください。

IHクッキングヒーターの仕組み・特徴

IHクッキングヒーターの1番の特徴は「火」を使わないことです。火を使わずに調理できるの?と疑問に思うかもしれませんが、IHクッキングヒーターは電磁誘導を使って加熱します。電磁誘導は、IHクッキングヒーターの内部のコイルに電流が流れ、磁界が生まれます。その磁界がヒーターにのっている調理器具に干渉することで熱が発生し、加熱される仕組みです。
電磁波が気になる方もいるかもしれませんが、IHクッキングヒーターの電磁波は一般的な家電製品と同程度とされています。健康に悪影響を及ぼすものではないので、過度に心配しなくて大丈夫でしょう。

また、熱効率が非常に良いのもIHクッキングヒーターの特徴です。夏場にキッチンで調理すると、空間が暑く感じることがありますよね。実は、ガスコンロを使っていて熱効率が悪いことで起きる現象でもあります。一方で、IHクッキングヒーターは熱効率が約90%と高く、ほとんどの加熱のエネルギーを調理に活かせるため、調理中にキッチンが暑くなりにくく、短時間でお湯を沸かすことも可能です。

ガスコンロとの違い

IHクッキングヒーターは、電流を流すことで磁界を発生させ加熱する仕組みです。そのため、エネルギーとして電気を使っています。停電時など、電気が止まった場合にはIHクッキングヒーターを利用することはできなくなります。

一方で、ガスコンロはその名の通りエネルギーとしてガスを使っています。IHクッキングヒーターとは違い、停電して電気が利用できなくても、ガスコンロは利用できます。ただし、乾電池を使うタイプのガスコンロ以外は、点火の際に電気が必要です。したがって、電源接続が必要なガスコンロはIHクッキングヒーターと一緒で停電時には利用できませんので、注意しましょう。

IHクッキングヒーターのメリット

1. 安全性の高さ

IHクッキングヒーターは火を使わないため、服やその他キッチン周辺への物などに着火せず、火事のリスクが低くなります。小さなお子さまがいる家庭や、火の扱いに不安がある方には特におすすめです。ただし、空焚きなどで火災につながる可能性もあるため、誤った使い方をしないよう注意が必要です。

2. 掃除が簡単

IHクッキングヒーターは平らな調理面を持っているため、汚れがついても簡単に拭き取れお手入れが楽です。さらに、五徳などパーツの掃除も不要です。また、調理中に吹きこぼれても、火を使わないため焦げつくことが少なく、すぐに後片付けができるのできれいな状態を保てます。

3. 調理の効率性

IHクッキングヒーターは、熱伝導率が高いため、短時間で調理できます。また、温度調節が細かくできるため、調理の仕上がりが安定しやすいのも特徴です。特に炒め物や揚げ物など、温度管理が大切な料理に向いていますよ。

4. 快適な調理環境

ガスコンロで調理すると二酸化炭素が排出されるので、換気しておく必要があります。冬に窓を開けて、寒い思いをしたことがある方もいるでしょう。同時に水分も発生しているので結露のおそれもあります。IHクッキングヒーターなら、火を使わないので二酸化炭素が発生せず、空気も汚れません。また、風で火が消える心配がなく、熱気もこもりません。

IHクッキングヒーターのデメリット

1. 導入コストが高い

IHクッキングヒーターはガスコンロに比べて初期費用が高くなります。さらに、設置工事が必要な場合は、追加の費用が発生することも。使い勝手や機能性は、年々高くなっているので長期的なコストパフォーマンスや使いやすさを踏まえて検討してみてください。

2. 対応する調理器具が限られる

IHクッキングヒーターは、特定の材質(鉄やステンレスなど)にしか対応していないため、持っている調理器具が使えない場合があります。新しく揃える場合は、「IH対応」と表記された調理器具を購入しましょう。

3. 停電時に使えない

IHクッキングヒーターは電気を使用するため、停電時には使えなくなります。特に災害時に備えて、ガスコンロなどの代替手段を用意しておくと良いでしょう。もし、蓄電池システムの設置を考えている場合、200V対応のものであれば停電時でもIHクッキングヒーターを使えます。

4. 直火の調理には不向き

海苔を炙ったりなど、直火を使った調理はできません。多様な料理に挑戦したい方には、使いにくさを感じることもあるでしょう。しかし、焼く、煮る、揚げるなどの基本的な調理は問題なく対応しています。

導入を検討する際のポイント

IHクッキングヒーターの導入を検討する際は、以下のポイントを考慮してみましょう。

  • 予算の確認
    初期費用や対応調理器具の購入費用などを含めた総コストを把握しましょう。
  • ライフスタイル
    火を使わない安全性や、掃除のしやすさなどが自分の生活スタイルに合っているかどうかを考えましょう。
  • 調理の好み
    短時間で効率的に調理をしたい場合や、温度管理を重視する場合は、IHクッキングヒーターが適しています。
  • 災害対策
    停電時に備えて、ガスコンロなどの代替手段を用意しておくことも忘れずに。

まとめ

IHクッキングヒーターは、安全性、掃除のしやすさなど、多くのメリットがありますが、デメリットがあることも考慮して考える必要があります。自分のライフスタイルや予算に合わせて、導入を検討してみてはいかがでしょうか。新生活は最適な住宅設備を選び、快適な毎日を過ごしましょう。

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