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2024.09.17

キッチン換気扇掃除のコツ!定期的なメンテナンスで効率もアップ

キッチン換気扇掃除のコツ

キッチンの換気扇は、料理中の油や煙がたまりやすく、放置すると汚れが頑固になります。定期的に掃除することで、換気扇の効率を保ち、キッチンの空気を清潔に保つことができます。ここでは、換気扇の掃除方法を詳しく解説します。

必要な道具

  • ゴム手袋
  • スポンジまたは柔らかいブラシ
  • キッチン用中性洗剤
  • 重曹
  • お湯
  • 使い捨てのクロス
  • 歯ブラシ(細かい部分用)
  • ゴミ袋

手順

1.換気扇の電源を切る

最初に、換気扇の電源を必ず切ってから作業を始めましょう。さらに、安全のため電源プラグを抜くか、ブレーカーを落とすとよいでしょう。

2.換気扇の部品を取り外す

換気扇には主に「シロッコファン」と「プロペラファン」の2種類があります。シロッコファンは、細長いブレードが複数取り付けられた、回し車のような形状が特徴です。一方、プロペラファンはその名の通り、プロペラの形をしたブレードを持つタイプです。各タイプで取り外せる部品は以下の通りです。

換気扇の種類

シロッコファン シロッコファン・整流板・フィルター・ベルマウス(シロッコファンのはずれ防止のための円盤状の部品)※ベルマウスがない機種もあります。
プロペラファン プロペラファン・フィルター・スピンナー・換気扇カバー・油だまり

取り外し方は、換気扇のタイプによって異なるため、説明書を確認してください。

3.重曹水に浸ける

ゴミ袋に40~50度のお湯を入れ、重曹(油汚れに効果的)を大さじ2〜3杯加えて混ぜます。そこに、取り外した部品を浸けて、20〜30分放置します。

4.汚れをこすり落とす

浸け置き後、スポンジや柔らかいブラシで部品を優しくこすって、油汚れを取り除きます。細かい部分は歯ブラシを使って掃除すると汚れを落としやすいです。

5.本体部分の拭き掃除

換気扇の本体部分は、使い捨てのクロスに中性洗剤を少しつけて、優しく拭きます。特に油汚れがたまりやすい部分をしっかりと拭き取ります。汚れがひどい場合は、重曹ペーストを使用しても良いでしょう。

6.部品を乾燥させて元に戻す

掃除が終わったら、すべての部品をしっかり乾燥させてから元の場所に戻します。湿ったまま部品を取り付けると、故障の原因になるので注意してください。

7.仕上げ

すべての部品を元に戻し、換気扇の動作確認を行います。異常がなければ掃除完了です。

注意点

  • 強力な洗剤やアルカリ性洗剤は、換気扇の素材を傷めることがあるため、必ず中性洗剤や重曹を使いましょう。
  • 換気扇の電源が入ったまま作業すると危険なので、必ず電源を切ってから作業を始めることが重要です。

おすすめの掃除頻度

油を使う料理が多い場合、換気扇は月に1回程度の掃除がおすすめです。普段あまり油を使わない家庭では、3ヶ月に1回程度の掃除で十分です。

まとめ

換気扇の掃除は手間がかかるように思えますが、定期的に行うことで、頑固な汚れを防ぎ、快適なキッチン環境を維持できます。

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